自粛生活の中、運動不足やストレスにより「体重が増えて困っている」と相談を受けます。「毎日通勤していたのにリモートワークが続きずっと家にいる」、「家族が家にいる上に自分も趣味などで外出することが少なくなりストレスでついつい食べ過ぎてしまう」など、同じような悩みをかかえていらっしゃいます。

運動量が減ると筋肉が少なくなるため基礎代謝も低下し、体重は雪だるま式にどんどん増えてきます。

 

インターネットでも『コロナ太り』や『コロナダイエット』という文字をよく見かけます。いろいろなダイエット法に取り組んでいらっしゃる方も多いと思いますが、今は免疫力を落とさずに減量をすることが大切です。過度なカロリー制限や糖質ダイエットなどは、今はおすすめしません。体温や代謝を落とすことなく、栄養バランスのとれた食事と運動をあわせた方法を取り入れてください。

運動といっても日頃の習慣を変えるのは大変なことで、もともと運動をしていなかった方には初めはハードルが高いかもしれません。それでも、体を動かさないと血液循環も悪くなる上、自律神経系やメンタル面にも影響を及ぼします。

簡単にできるエクササイズとしては座っている時に足をのばしてつま先を上げ下げする、姿勢を正してお腹をひっこめることを意識して仕事をする、腕を肩の高さにあげ後ろに引いて肩甲骨を近づけ5秒を保つ事を繰り返す、時間を決めて毎日外に出る(この時なるべく早く歩く)など、少しずつの積み重ねが大事なので、ぜひ毎日の生活の中に取り入れてみてください。

 

また、ストレスを感じると体内では「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。このホルモンは脂肪を溜め込む作用があるため、ストレス対策もとても大切です。さらに、コルチゾールは睡眠不足によっても分泌されやすくなるため、生活リズムを整えて十分に睡眠をとるようにしましょう。

 

中医学で『肥満の人は脂肪が溜まりやすい体質』になっていると考え、この体質を根本から改善しからだを健やかな状態に整えていくことを基本とします。

肥満体質の主な原因は、体内に溜まった「痰湿(余分な水分や老廃物)」、ストレスによる「気滞(気の停滞)、「瘀血」(血行不良)、「気虚」(エネルギー不足)です。

人によって原因は違うため、その人それぞれにあった方法で取り組むことが大切です。

 

肥満の方は新型コロナウィルス感染時に重症化しやすいと言われています。

思っていてもなかなか体重が落とせないという方、どうぞお気軽にご相談ください。

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